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風俗で働いたら地獄と天国を見た話

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1:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)12:50:36 ID:Bu2S4xVKw

女嫌いな人や女アンチの人は読まないでください。

そもそも、何故私が風俗で働こうと思ったのかを話しておこう。

最初はしばらく風俗とは関係のない話が長々と続くので、興味のない人は読まなくても大丈夫です。

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風俗で働いたら地獄と天国を見た話
引用元:http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1405828236


2:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)12:51:24 ID:Bu2S4xVKw

私は元々、昔からあまり真面目な方ではなくて、初めて夜遊びを覚えたのが中学一年生の夏くらいだったかな。
夜遊びと言っても、東北のまぁまぁ田舎に住んでいたから、夜に高校生の先輩達と公園でたむろして騒いだりとか、最初はそんな程度だった。


4:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)12:52:07 ID:Bu2S4xVKw

中2になった頃から初めての彼氏が出来たり、中3になると初体験も済ませた。

と、まぁ毎日毎日夜中まで遊び周っていたもんだから、当然両親とはとてつもなく険悪だった。

うちは五人家族なのだが、父親と、半年に一回は檻付きの病院に入院していた精神病の母、生まれつき知的障害の兄、私が小6の頃から入院している祖母、そして私。

母は普通の時と病気が発症している時の差が激しく、普段から家族の中でまともに会話出来るのは父親ぐらいだったが、だからこそ、いちいち干渉してきたり怒鳴ったり、稀にだったが殴ったり。そんな父親が大嫌いだった。いや、家族全員大嫌いだった。


3:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)12:51:55 ID:EiEJEsCq5

また前振りが無駄に長い話かww


5:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)12:52:36 ID:Bu2S4xVKw

>>3
ごめんなさいw
面倒だったら読まなくても大丈夫です!


6:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)12:53:05 ID:Bu2S4xVKw

グレた生活は変わらぬまま、殴られ、土下座をしてどうにか高校に入れて貰った。

高校生活は本当に楽しかった。田舎の高校なので、少しばかり見た目が派手だった私は先輩に尋常じゃない嫌がらせをされたりもしたが、その度に親友たちが守ってくれたりしたし、毎日が本当に本当に楽しかった。


7:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)12:53:35 ID:Bu2S4xVKw

高3になると、周りは進路の事で大忙しになった。
もちろん、私は進路の事など考えもせずに毎日遅くまで遊び回っていた。学校も大好きだが、それ以上に夜遊びが楽しくて、一ヶ月学校を休むのなんてザラだった。

担任とは入学当時から毎日のように喧嘩をしていたが、この時ばかりは本気で私を心配して怒ってくれていたと、今ではそう思っている


8:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)12:54:05 ID:Bu2S4xVKw

高校卒業まであと数ヶ月となった頃。担任から、深刻な顔で呼び出された。出席日数が足りないのと、授業態度やテストの点数。全部ひっくるめて、留年するかも知れないと。
それを間逃れるためには、山のような課題を、卒業式までに完成させて提出しなければならなかった。


9:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)12:54:32 ID:Bu2S4xVKw

とは言え、ここまで多くはないものの、毎年留年の危機を告げられるたびに何とか課題を乗り越えてきたのだ、今回も何とかなるだろうと、バカみたいに甘く考えていた。

毎年のように、親友たちに励まされ、支えられながら、授業中や休み時間、帰ってからもひたすら課題をやり続け、一ヶ月が経った頃だった。


10:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)12:55:06 ID:Bu2S4xVKw

何かがプツンと切れた。
もうやりたくない、どうでも良い。卒業?何それ美味しいの?退学しちまえば良いや。
課題をやりながら、昼休み中に突然そんな風に思い、学校から徒歩一時間半の道のりを、歩いて帰った。

今思えば全て自業自得としか言いようがないのだが、心底クズ思考だった私は、鳴り止まない親友たちからの心配メールや電話を無視して、家に引きこもった。


12:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)12:55:51 ID:Bu2S4xVKw

たまに夜遊びに出かけるぐらいで、ほとんど家から出なくなり、父親は、「退学届、出したから。」とだけ私に告げた。あっけないものだった。

相変わらず、毎日のように鳴る携帯が疎ましくなり、親友たちに酷い言葉を浴びせた私は、完全に一人になった。それで良いと思った。
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15:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)12:56:55 ID:Bu2S4xVKw

卒業式の日。もちろん私は部屋にこもり、1人でぼーっとしていると、父親がドアを静かに開けて、思いがけない事を言ったのだ。

「行くぞ。」

どこに?

「高校。」

は?

「明日行くから。朝ちゃんと起きろ」

それだけ言うと、ドアを閉めて行ってしまった。
訳が分からず、もちろん行きたくも無かったが、次の日私は黙って父親の車に乗った。その時は何故かそうしようと素直に思った。


16:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)12:57:34 ID:Bu2S4xVKw

学校に着いて、父に連れられるがまま会議室へ向かいドアを開けると、担任が一人で広々とした空間に1人で座っていた。

父親がイスに腰かけ、口を開いた。

「色々と、ご迷惑をおかけしました。本当にありがとうございます。」

何の話だかさっぱり分からなかったが、担任の言葉で全てが分かった。


19:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)12:58:27 ID:Bu2S4xVKw

簡単に説明すると、私はまだ退学したことになっていなかった。父親は、ひとまず退学したことにしないと、また私がキレて暴れ出すだろうと思い、嘘をついたようだった。
卒業式にこそ間に合わないが、今ならまだ卒業出来るかも知れないと。
そして、お父さんをちゃんと見て見なさい。しっかり見なさい!!と声を荒げた。


21:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)12:59:01 ID:Bu2S4xVKw

今まで父親と会話らしい会話なんてしてこなかったし、目すら合わせていなかった。いや合わせようともしていなかった。だから全く気づかなかった。
本当に、何も見ていなかった。

父親は、ギランバレー症候群という病気にかかっていた。
足や腕が、動かしづらくなっていた。そんな体で、学校へ通い、担任と一緒に、各教科の先生方に頭を下げて、課題の期限を引き伸ばしてくれと頭を下げてくれていたそうだ。

絶句した。


22:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)12:59:31 ID:Bu2S4xVKw

全ては私の自業自得でしかない。全て私が悪いのに。涙が止まらなかった。頭を下げて何度も謝った。

そんな私に、父親は何年かぶりに優しい顔で頭を撫でてくれた。

次の日から毎日、父親の送り迎えで誰も居ない学校へ通い、課題に取り組み、二ヶ月半が経った頃、私はようやく課題を終え、たった一人で卒業式をした。


24:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)12:59:58 ID:Bu2S4xVKw

担任は泣いていたけれど、父親は笑っていた。

足がどんどん動かしづらくなり、杖をつき始めた父親に、何度も送り迎えはいらないよと言っても、毎日絶対に送り迎えをするんだと言っていたのを今も覚えている。


27:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:00:35 ID:Bu2S4xVKw

これから、私はどうやって父親に恩を返して行こう。就職活動も間に合わなかったし、明日ハローワークへ行こう。そんな事を考えていた。

その矢先。母親が倒れた。本当に、ドラマか漫画のようなタイミングで。水中毒と、チェーンスモーカーが祟ったのか、肺炎が重なった。


28:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:01:00 ID:Bu2S4xVKw

長くなりましたし、結構色々な事を端折りましたが、この全ての事が重なって、私は夜の世界へ飛び込む事になりました。


32:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:01:35 ID:Bu2S4xVKw

東京へ行こうと決め、簡単に荷物をまとめ旅立ったのは、母親が倒れてから一週間後のことでした。
その頃には、以前私のせいで疎遠になっていた親友のうち、2人とは和解していた。仮に優子とさくらとしよう。

出発前に東京へ行くことを二人に告げると、優子も行きたいと言い出した。理由は聞かなかったが、彼女も色々とあるのだろうと察し、二人で上京することを決めた


34:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:01:47 ID:WgQLBQ1DV

煽りもあるが、ちゃんと終わりまで書いてね
読んでるから


35:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:02:29 ID:Bu2S4xVKw

>>34ありがとう。
関係ない話も挟みますが、きちんと書きます!


36:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:02:39 ID:Bu2S4xVKw

東京に着き、あらかじめ上京前に紹介してもらっていた地元出身のスカウトに会いに行った。歌舞伎町の汚い路地裏に案内され、ここで話聞くわーと汚くニタニタと笑っていたのが印象的だ。
私はとにかく実家に仕送りがしたいので、どこでも良いから稼げそうなお店で働きたいと伝えた。


41:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:03:30 ID:Bu2S4xVKw

見ててくれる人ありがとうございます!

この時、初めて風俗という言葉を耳にしたが、初めての東京、初めての歌舞伎町に相当圧倒されていた私達は、手始めにキャバクラで働く事となった。

優子と二人で寮に住むことになり、手続きを済ませ、初日は上京したばかりで疲れたろうから寮でゆっくりしてて良いよとお休みを貰い、次の日から週6日契約で働く事になった。


43:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:03:59 ID:Bu2S4xVKw

それからの生活は、本当に目まぐるしくて、今でもほとんど思い出せない。仕事仕事仕事の毎日だった。
後で知った事だが、夜8時から朝の8時まで働かせるお店は違法なんだそうね。

毎日毎日12時間、汚いお店で店長やボーイにおこられながらも、死に物狂いで働いて1ヶ月。
初めてのお給料の日。ドキドキしながら封筒を開けると、中には4万円と、小銭が少し入っていた。


45:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:04:19 ID:Bu2S4xVKw

絶望でしかなかった。あれだけ死ぬ思いで働いてこれしか貰えないなんて。
こんなんじゃ両親に楽なんてさせてあげられない。それどころか、これから先私が生きて行けるのかすら危うい。
ちなみに優子の初お給料は3万円と少しだった。


47:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:04:45 ID:Bu2S4xVKw

お店を辞めようにも、寮を追い出されたら行くあてなんかない。東京についての知識も、夜職についての知識もまだ浅かった私達には、辞めるなんて選択肢は無かった。

それから半年間働いたが、お金は一向に溜まる気配も無く、食べるものすら買えなくて、私も優子も相当やつれていた。


50:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:05:16 ID:Bu2S4xVKw

それでも、二人でなんとか励ましあって、数少ない休みの日には一緒に少し遠くまで散歩しに行ったりした。それだけが私の心の支えで、本当に1人じゃなくて良かったとつくづく思った。


52:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:05:42 ID:Bu2S4xVKw

そんな中、優子に悪い知らせが入る。優子は携帯を握りしめ青い顔をしていた。その時もまた、私は理由は聞かずに、私の雀の涙ほどのお給料を少しだけ渡して、地元へ帰らせた。

唯一の心の支えだった優子が居なくなり、1人になってしまった私は、完全に自暴自棄になり、お店の規則を破りクビになった。これまたあっけなかった。


54:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:06:06 ID:Bu2S4xVKw

行くあても無く、まだ右も左も分からない新宿で、泣きながら歩いた。重たいキャリーバッグを引きずりながら、ひたすら泣いた。

そんな私を、客引きのホストたちが指差してゲラゲラ笑っていた。
悔しくて、悲しくて、憎らしかった。


58:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:06:29 ID:Bu2S4xVKw

結局私は、両親に何の恩も返せないのかと、心から悔やんだ。

そんな時思い出したのだ。「風俗」という言葉。少しきついかも知れないけど、一晩で一気に稼げるよ、とスカウトが言っていた。

もうそれしか無いと思った。両親を楽にするために東京に出てきたのに、何一つ出来なかった私が、いや
何一つ出来なかったからこそ、本当にもうこれしかないんだと。


61:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:07:01 ID:Bu2S4xVKw

一心不乱に来た道を戻り、風俗のスカウトに声をかけられるのを待った。
前にキャバクラを紹介されたスカウトに電話しようかとも一瞬思ったが、その時は何故か足の方が先に動いたんだ。

そこで声をかけてくれたのが、大輔さんだった。見た目は若くて少々チャラそうな細身の男性。
優しく「キャリーバッグ持ってるってことはお登りさんかな?行くとこないの?大丈夫?」


64:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:07:26 ID:Bu2S4xVKw

と。東京に来て、優子以外の人間に優しく声をかけられるのは初めてだったのと、少しの恐怖と少しの安心感で、また泣いた。

びっくりして困った大輔さんが、とりあえず着いて来な?と、キャリーバッグを持ってくれて、言われるがままについて行った。


66:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:07:53 ID:Bu2S4xVKw

ついた先は、普通のオフィスビルのようだった。エレベーターで上の階まで上がり、少し広めの部屋に通された。

そこには大輔さん以外にもスカウトさんらしき人が数人、パソコンに向かって何やら仕事をしているようだった。

「イスに座って。なにかあったかい飲み物持ってくるね」

と、大輔さんの言葉に私は無言でうなづく事しか出来なかった


70:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:08:16 ID:Bu2S4xVKw

大輔さんは飲み物を私の前に置いて、何があったか話して欲しいと言った。

泣きながら、少しずつ、少しずつ、今までの経緯を事細かに話した。大輔さんはただ、うん、うん、とうなづきながら話を聞いていた。

そして話を聞き終わると、少し沈黙したあとに、ゆっくりと話し始めた。


71:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:08:40 ID:Bu2S4xVKw

初めて会ったスカウトに、私は良いように騙されていたこと。
働いていたキャバクラは違法営業であったこと。
歌舞伎町の人間を簡単に信用してはいけないこと。もちろん俺の事もね、と冗談っぽく笑いながら。
そして、自分はこのスカウト会社の社長であること。
風俗で働くことは、結構覚悟がいるということ。
それでも良いのなら、きちんとしたお店を紹介するけど、それでもしまた何か嫌な目にあったら絶対にに自分に相談すること。

ゆっくりと、わかりやすく、私に説明してくれた。


73:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:09:09 ID:Bu2S4xVKw

「お願いします。風俗で働きたいんです。お願いします。」

そうすがりつくように言った私に、大輔さんは優しく笑って、分かりました、と言ってくれた。

その日は、その会社のオフィスの隣の部屋に通され、ここで寝て良いから、と言われ、私は死んだように眠った。


76:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:09:59 ID:Bu2S4xVKw

次の日の昼過ぎだっただろうか。目が覚めた私は、隣のオフィスに居る大輔さんの所へ行った。

「おはよう。良く眠れた?良さそうなお店あったよ。今日行ってみる?」

「はい、行きたいです」

「そっか。無理しないでね?」

「はい、ありがとうございました」

「いえいえ」

その夜、大輔さんに連れられ、風俗店へ向かった。


80:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:10:32 ID:Bu2S4xVKw

お店の第一印象は、思っていたより大きいのと、内装が小綺麗だな、ということ。

そこから話はとんとん拍子に進み、面接とは名ばかりの雑談を済ませ、源氏名を決め、その日に体入と、寮に入る事が決まった。

大輔さんは帰り際に、何かあったら絶対に電話するんだよ、と私に告げ、お店の店長には、いい子なので優しくしてあげてくださいねと言い残し帰って行った。


83:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:10:58 ID:Bu2S4xVKw

その日から私の風俗嬢としての人生が始まった。

仕事の内容は、店長が事細かに説明してくれた。セクハラまがいの実習も無く、とにかく必死に一通り頭に叩き込んだ。

体験入店なので、宣材写真は別室で簡単に撮影して、待機所へ連れて行かれた。


82:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:10:55 ID:2kDEdMA63

>>1は結構歳いってるの?
それとも現代っ子でもここまでアホな子がいるの?


85:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:11:39 ID:Bu2S4xVKw

>>82
恥ずかしながらまだまだ若い部類かとw


87:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:12:01 ID:Bu2S4xVKw

待機所はいわゆる個室待機で、一つの部屋の中に薄い壁でいくつか仕切りがあり、誰が居るかは見えないようにカーテンがかけられていた。

緊張と不安で胸が張り裂けそうだったが、両親のため、そしてとても良くしてくれた大輔さんに良い報告が出来るように頑張ろうと決めた。

待機所で何度も仕事の手順を思い出していると、携帯が鳴った。初仕事だ。


89:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:12:28 ID:Bu2S4xVKw

このお店はいわゆるホテヘルってやつで、電話でホテル名と部屋番号、時間が言い渡される。お金は事前にお客様が受け付けで払う仕組みになっていた。

渡された小さな地図を頼りにホテルへ向かい、部屋をノックした。少し間があいてドアが開き、中から20代後半くらいの男性が出てきた。


93:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:13:04 ID:Bu2S4xVKw

「りんちゃん?今日はじめてなんだって?入って入って」

怖そうな人でなくて良かった。それだけで少し安心した。

ちなみに源氏名はりんにした。優子のキャバクラ時代の源氏名だ。何だか優子が隣に居てくれる気がしたから、この名前にしたんだ。


95:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:13:28 ID:Bu2S4xVKw

部屋に通され、ぎこちなくソファに座った。お客様はとても愛想の良い人だった。少し談笑をしたあとに、シャワー行こうか、と促された。

緊張でぶっ倒れそうだったが、もじもじしながらも服を脱ぎ、シャワーを浴びた。


98:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:14:04 ID:Ir6jRbmd9

>>95
当時処女?


101:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:14:51 ID:Bu2S4xVKw

>>98最初から読むと分かるけど、処女ではなかったです


96:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:13:49 ID:Bu2S4xVKw

体を拭いて、いざお仕事だ。
店長に教えてもらった手順を必死に思い出しながら、キスや全身リップ、そしてフェラ。死に物狂いで頑張った。私の体も触られたが、何も感じなかった。
お客様が果て、シャワーを浴びて服を着ると、時間ですよのアラームが鳴った。


99:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:14:09 ID:Bu2S4xVKw

帰り際にお客様が、すごく頑張ってくれたね!また呼ぶよ!と言ってくれた。何だか無償に嬉しくて嬉しくて、一気に緊張がふっ飛んだような気がした。

お店に、ホテルを出ましたよの電話をして待機所に戻ると、一気に体中の力が抜けてへたり込んだ。


102:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:15:11 ID:Bu2S4xVKw

その日は結局8時間のお仕事で、四人のお客様の相手をした。
途中、口の中に出された時に何度か吐きそうになったが、何とか耐えて、とにかく愛想を振りまいた。

仕事を終え、お給料を貰いに待機所から受け付けへ行くと、店長と大輔さんが待って居てくれた


105:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:15:41 ID:Bu2S4xVKw

「どうだった?大丈夫だった?」

そう心配そうに聞く大輔さんに、私はその時始めて笑顔を見せた。

始めてのお給料は、4万円と少しだった。嬉しくて、手が震えて、また泣きそうになって、それでも私は笑っていたと思う。

寮に帰る途中、私はその日のお給料を全て父親の口座に振り込んだ。


107:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:16:13 ID:Bu2S4xVKw

それから週5日、毎日最低でも6万円はお給料が貰えた。父には毎日2~3万円ずつ振り込んだ。
電話で、こんなお金どうしたのかと聞かれたが、東京で元気にやっているよとだけ伝えた。

お客様から、接客態度のアンケートの評判がとても良いと褒められ、リピートしてくださるお客様もどんどん増えて、お店の看板や、サイトのトップに私の写真が飾られた。風俗雑誌のグラビアの仕事も来るようになった。
寮を出て、家賃16万円のマンションにも引っ越していた。


110:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:16:48 ID:Bu2S4xVKw

この時の私は完全に調子に乗っていたと思う。歌舞伎町にも知り合いが増え、街を歩けば誰かしらに声をかけられるようになっていた。

風俗嬢になって半年が経った頃、またいつものようにホテルの部屋をノックした。

中から顔を覗かせたのは、中年の痩せ型の男性で、笑うと歯茎が異常に出ていたのが印象的だった。


112:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:17:08 ID:Bu2S4xVKw

この頃にはもう仕事も完璧に覚え、No.入りも果たしていた。怖いものなど何もないと思っていたんだ。

いつものように少し談笑したあと、いつものようにシャワーを浴びて、いつものようにベッドへと向かう。
全ていつも通りだった。はずだった。


114:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:17:41 ID:Bu2S4xVKw

客が、歯茎を出しながらニタァっと気味の悪い笑みを浮かべながら、私を壁に押し付けたのだ。
必死に抵抗した。泣きわめいた。それでも、そいつは笑いながら、何故かごめんねぇ、ごめんねぇ、と言いながら私を犯した。
逃げ出すように部屋から出て行く男と、中に出された精子がドロドロと膣内から出てくるのをじっと見つめていた。


116:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:18:07 ID:Bu2S4xVKw

我に返り、震える手でお店に電話をすると、店長とスタッフ、そして大輔さんがすぐに駆け付けてくれた。
泣きながら事情を話すと、店長は今までに見たこともないような鬼の形相で電話をしながら部屋の外へ出て行った。

スタッフさんが持って来てくれた膣内洗浄の薬をすぐに使った。でも、頭の中は真っ白で、それと同時に、正直もうどうでも良くなっていた。


119:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:18:32 ID:Bu2S4xVKw

それからしばらく経っても体の震えは止まらず、早退する事になった。
しばらく仕事休むか?と店長には聞かれたが、休もうとは思わなかった。

母親の体はすでに良くなっていて退院していたが、それでも、私が家族に出来ることは家にお金を入れる事だけだと思ったから。


121:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:18:55 ID:Bu2S4xVKw

次の日からまた仕事に出掛けたが、何だか見えていた世界が180度変わったような感覚がした。
優しくて感じの良いお客様ですらも心の底では嫌悪するようになり、作り笑顔や愛想を振りまく事にことごとく疲れを感じるようになった。


124:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:19:53 ID:3uAwSgkt2

>>121
あの……中学生?


122:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:19:23 ID:Bu2S4xVKw

オフの日にはひたすら遊び回り、彼氏は5~6人居ただろうか?いや正確な人数は覚えていない。とにかく誰かに必要とされたかったのか、お遊びのような恋愛をしまくった。私生活までもが狂い始めていた。

そんな事も知らずか、何故か私はお店のNo.1になっており、待機所に戻る暇も無くひたすらお客様の相手をした。


125:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:20:02 ID:Bu2S4xVKw

心から笑うってどんな感じだっけ?恋愛ってどんなんだっけ?男ってこんな汚い生き物だっけ?体触られるのも触るのも、こんな気持ち悪かったっけ?イライラする。気持ち悪い。うざい。何で私が!何で私が!

本当に毎日そんな事しか考えていなかった。いや考えられなかった。
そこらへんを歩いてる客引きやホスト、サラリーマンにですら嫌悪した。


129:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:20:41 ID:Bu2S4xVKw

その反動からか、沢山居た彼氏たちに異常なまでに愛を求めるようになったが、何故か抱かれても何も感じなくなっていた。ただの作業のように感じた。とても寂しくて、虚しい行為だと思った。

酔っ払いの客に、横柄な客。本番を求めてくる韓国人に、極めつけは二度目のレイプ。
あの時の私の心は完全に死んでいたと思う。涙すら出なかったから。

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131:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:20:58 ID:2kDEdMA63

んでその歯茎男はどうなったの?


134:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:21:19 ID:Bu2S4xVKw

>>131捕まりました


132:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:21:02 ID:Bu2S4xVKw

それでも仕事には行き続けた。相変わらず仕送りも続けていた。たまの父からの電話には精一杯の元気を振り絞り、元気だよと言う他無かった。

そんなある日、1人のお客様と出会った。


138:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:22:35 ID:Bu2S4xVKw

ドアをノックすると、中から25~6歳の、いかにも夜の仕事をしてそうな男性が出てきた。
私はホストが大嫌いだ。泣きながら歌舞伎町を彷徨っていたあの日、私を指差して笑ったそいつらが大嫌いだ。


140:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:23:03 ID:Bu2S4xVKw

その男性は、何だかえらくそわそわして、見た目に似合わず緊張しているのか、少し落ち着きがないようだった。

いつものように愛想笑いをしながら、談笑をする。

「お兄さんホストさんでしょ~?」

「いやいや、違うよ!俺は内勤!」

だから何だ。たいして変わらないだろ。気持ち悪い。

「そっか~!じゃあシャワー行こっか!」

早く終わらせよう。気分が悪い。
そう思った私は、早めにシャワーを促した。


144:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:23:42 ID:Bu2S4xVKw

「いや、いい。大丈夫。いい。」

「いや、シャワー浴びないと…」

「いや、そういうの、いい。話すだけで。」

これはラッキーだと思った。ごく稀に、その気も無いのに会社の付き合いで来てるような人が会話だけで終わらすパターンだ。

相手の話は半分聞き流しながら、適当に会話をした。その間もその男はずっとそわそわしていた


147:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:24:07 ID:Bu2S4xVKw

途中、会話が途切れたので、取り敢えずメールアドレスを交換しようと言うと、バタバタと鞄から携帯を取り出した。
こういう時にメールアドレスを交換しておけば、取り敢えずは話を繋げるし、運が良ければ話が広がったりもする。
リピートしてくれなければメールは無視しても良いし。とか思いながら、そそくさと自分のアドレスを送った。

交換し終えると、タイミング良く終わりのアラームが鳴り、私はじゃあねと部屋を後にした。


151:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:25:00 ID:Bu2S4xVKw

ホストまがいだけどノンプレイのラッキーな、不愉快なんだか嬉しいんだか分からないお客。それだけだった。

しかしそれからも、その男は頻繁に私を指名するようになった。それどころか、

「どうすればりんちゃんにお金がもっと入るの?」

なんて言う始末だ。
誕生日には高いネックレスまでプレゼントしてくれた。


155:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:25:47 ID:Bu2S4xVKw

つくづく馬鹿な男だと思った。そう思いながらも、その男がドアから顔を覗かせると、どこか安心している私が居た。

案の定告白されOKはしたものの、その他大勢の彼氏たちとたいして変わらないように感じた。
ただ一つ違ったのは、そいつは付き合ってからもお店に通い続けていたこと。


157:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:26:18 ID:Bu2S4xVKw

体がしんどいなあと思った時にメールをすると、仕事中にも関わらず抜け出してきて、私を指名してくれていた。

だからと言って、仕事の辛さが和らぐ訳では無い。やっぱり男は汚くて気持ち悪い。そう思っていた


159:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:26:37 ID:Bu2S4xVKw

そんなある日、気付いてしまった。生理がもう1ヶ月遅れている事に。誰の子かも分からない。もしかしたらレイプされた時に?いや、遅れているだけかも知れないし。分からない分からない!

頭の中がパニックになって、どうすれば良いか分からなくなった。
とにかく父に電話を…いや、そんな事をしたら迷惑がかかる。どうしようどうしよう。


160:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:27:04 ID:Bu2S4xVKw

その時に何故か、あのホストまがいの顔が浮かんだ。いや、思うより先に手が電話へと動いていた。

「もしもし?どうしたの?」

電話したのは良いものの、いきなり妊娠したかもなんて言って私はどうするつもりなんだろう?

「もしもし?」

「あぁ、あの…妊娠…したかもしれなくて…」

「え…」

前に二度レイプされたことも知っている彼は、すぐにその事態を察したようだった。


164:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:27:23 ID:Bu2S4xVKw

あの後すぐに病院に行けば良かったんだけど、勇気が出なかったんだ。経験者なら分かるはず。病院に行くってことは、自分が気持ち悪い男に犯されたのを認める事になるから。
心のどこかで認めたくなくて、自業自得は百も承知で病院には行かなかった。

その時の彼は異様なまでに冷静だった。淡々と調べ物をして、ああするべき、こうした方が良いとアドバイスをくれた。


165:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:27:44 ID:Bu2S4xVKw

私はすぐに彼の言う通りに行動して、結果妊娠はしていなかった事が分かった。

感謝こそしたものの、そんな事があっても私は彼を本気で好きになる事もなく、ただ毎日体を売っては金を送る生活をしていたんだ。

日が経つごとに知り合いや友人、もちろん彼からも、最近目が死んでるねだの、覇気が無いけど大丈夫?だの心配されるようになった


168:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:28:06 ID:Bu2S4xVKw

それでも、あの時の私は何かの暗示にかかったみたいに、働かなきゃ!働かなきゃ!と思ってたんだよね。
そりゃあ元々悪い性格も更に歪むってもんだ。


171:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:28:48 ID:Bu2S4xVKw

AAうざいから面倒になってきたw

ここから端折るけどw
彼が同棲しようと言ってくれて、仕事もしなくて良いと言われて、風俗を辞めてから三年が経ち、来月結婚が決まりましたとさ。


172:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:29:08 ID:Bu2S4xVKw

だいぶ端折ったから質問受け付けます


177:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:30:32 ID:WgQLBQ1DV

おい そこ詳細


181:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:31:33 ID:Bu2S4xVKw

>>177
ごめんねw
実はここから書き溜めてないのと、本当にAAがうざくて書く気起きないw


182:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:31:37 ID:Ir6jRbmd9

ぶっちゃけありふれた話だな


187:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:32:43 ID:Bu2S4xVKw

>>182
書いてて思いましたw


185:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:32:15 ID:Bu2S4xVKw

取り敢えずここまで見てくれた方ありがとうございます。
特に無ければさげますね


193:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:34:11 ID:GdN63Z4I6

幸せになって良かった。


194:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:34:22 ID:P4nWVdCML

とりあえずここまで乙


196:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:34:57 ID:Bu2S4xVKw

>>193
>>194
ありがとうございます!!


198:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:35:10 ID:dpL3hripE

ごめんねぇ!ごめんねぇ!パンパンパン
うっ!ビュルルル


202:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:35:56 ID:Bu2S4xVKw

>>198
もっとこう…

ごめんねぇえぇフフフ
ごめんごめんねぇえフフフ
って感じでした


199:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:35:17 ID:WgQLBQ1DV

んー気になるが
おめでと!


204:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:36:32 ID:Bu2S4xVKw

>>199
ありがとうございます!


210:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:38:06 ID:nLqhok9BR

端的に言うとどんな話?


219:名無しさん@おーぷん:2014/07/20(日)13:40:13 ID:Bu2S4xVKw

>>210
彼は何度も何度も助けようと手を差し伸べてくれていたのに、私が何百回もそれを拒み続けていた、みたいな彼の苦労と私のクズっぷりの話をするはずでしたw

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コメント

1 .名無しさん2017年05月09日 22:23▼このコメントに返信

アフターピルの存在を知らない童貞の創作だな

2 .2017年05月10日 00:01▼このコメントに返信

アフターピルは誰でも飲んでるものじゃないぞ
基本◯イプされた女性の為に病院で処方するもんだ

3 .名無しさん2017年05月10日 09:34▼このコメントに返信

本物の女ならスレタイで内容がわかるようにしない
『どうしようもない私の半生を語ってみたwwwww』ぐらいにしかならないよ

4 .2017年05月10日 19:34▼このコメントに返信

創作鑑定士これにどうこたえるの?

5 .名無しん2017年05月11日 12:15▼このコメントに返信

バカが案の定な人生を歩んだだけの話だな。
無理打ちは可哀想だと思うけどバカな仕事をしてなけりゃリスクは減る。
病む気持ちも分からんでもないけど、それでも心弱すぎ。
バカだから仕方ないか。
男だったら生活すら出来なくなって下手すりゃ殺されてるわ。

6 .名無しさん2017年05月13日 23:24▼このコメントに返信

タダのクズだな、出鱈目女が調子乗って書いているのだろうけど実は旦那に飽きられて裏切られてることに気づかないだろうな・・・糞にはお似合いだよ

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